野球肘が問題になっているのはご存知だと思います。
子供の投げすぎ、酷使で肘を壊す。
そして、そうならないように肩肘検査をする。
本当にケガが減るのでしょうか?
では、子供の酷使に厳しいアメリカでなぜ肘の手術が多いのか?
確かに私の友達も子供の時に試合前に1試合分くらい投げさされて「アップや」と言われていたけど、これはやりすぎ。
今は検査が細かすぎないか?
肘を酷使して壊している子供の特徴は
①年齢の割に肩が強い
②球が速い
③正しい投げ方と言って教えられた投げ方でおかしくなった
①、②は「才能のある」と言われる子供ですね、私自身才能がなかったので肘が痛くなってもすぐ良くなったし、出なくてもいい選手だったので痛いと言ったらすぐにベンチにいました。
一番今が肩が良くなってしまうという無意味な時間。
才能があるといわれる子供ほど、使いたくなりますがデリケートに扱ったほうがいいです。
試合で投げなくても自分で練習して投げ込む子供が多い。
うまい子はやっぱり陰で努力しています。
子供には自主性を一番大切にしたほうがいいと思っているので、うまい子ほど監督やコーチが止めるということは必要かもしれません。
しかし、最近行われる肩肘検査自体は私自身はやりすぎの面もあると思う。
本人にケガの可能性があると伝えると精神的ショックが大きい。
もし、できるなら検査結果で要注意が出たら監督、コーチ、指導者に知らせて自粛させることが一番良いかと思います。
高校生になると、甲子園が夢になる。
その場合はつぶれても良いつもりでやっている子供はつぶれてもいいんではないだろうか?
その先に野球をしないなら、それも選択だと思います。
高校生には自分で選択をさせないといけません。
周りが強制したり、押し付けることが一番の足かせになってしまいます。
最近のスポーツの『常識』が変化がすさまじく、常識というものがないのでは?と思っています。
野球だけでも打ち方、投げ方が昔の考え方に戻っているし、悪いと言われていた投げ方でプロで最多勝を取ったり
私の中では、身体に合った投げ方が無意識にできると思うので、無理やり科学的に正しいと思い込んでいる投げ方が一番ダメなのでは?と思い始めています。
人間の本能に任せるのが一番いいかもしれないですね。
・ケガをしやすい子の共通点
ケガがしやすい子の共通点
『筋肉が硬い』
これはみなさんよく言われることです。
では、筋肉が子供なのに硬いのでしょう?
考えられる理由は
①筋肉の同じところしか使っていない。
②関節を最大まで使えていない。
③毛細血管が少なくなっているために栄養がいきにくい。
成長期に同じスポーツを専門的にやると運動能力が下がるということが研究で分かっています。
それは同じ筋肉しか使わないことも理由になります。
脳も同じ動作を続けると『慣れ』が起きてきます。
関節が最大まで使えないのはこの『慣れ』が原因です。
楽をしようと効率良く使うことで関節を最大限まで使えません。
毛細血管が少なくなっている子供はアレルギー症状があったり、アトピーの子が多いです。
もともと体内の活性酸素の除去がうまくできないのかもしれません。
早めに対処をしてあげることで子供の成長過程でのケガの防止に役立ちます。