関節の痛みに毛細血管は関係あるか?
最初に関節には毛細血管や神経は無いと言われています。
しかし、軟骨周辺には毛細血管がある、奇形として関節の間まで伸びている人は稀にいます。
関節の痛みは骨ではなくほとんどが炎症です。
関節包は靭帯でできています。
そこから関節を滑らせるヌルヌル液が出ています。
炎症を起こすとヌルヌル駅が出過ぎたり、関節を動かないようにしてしまったりします。
炎症がきつくなりすぎると活性酸素が大量に発生して血管を消してしまいます。
そのときに水が溜まっているからといって注射で抜いて化学的な物質を入れたらどうなりますか?
また中で体外の物質なので炎症が起きます。
・冷やすことの意味は?
私は、痛みがひどくなった患者さんには冷やすことを勧めます。
最近ではまた温めるところも増えて来ました。
全員に冷やさせることはせずに、普通の状態でも痛いなら鎮痛目的で冷やしてもらいます。
冷やしながら動かせるなら動かした方が良いです。
治るためには循環を止めてはいけないのでなるべく荷重をかける、動かす、固定しない。
今までの常識では『RICE』安静・冷却・圧迫・挙上でした。
現代の問題は炎症ではなく、炎症の後の筋肉の弱体化、リハビリにいくまでの強度に耐えられるかどうかです。
炎症の後に大量に出る活性酸素によって毛細血管が消えて栄養がいかないことが悪くなる原因なので、酸素カプセルで循環を改善させる、水素で活性酸素を取り除くことは急性怪我には有効です。
あくまで冷やすことは急激な痛みが治まらないとき。
水素ガスを吸引すると血液中の熱も取ってくれるので冷却と言えるかもしれません。