捻挫の種類で多いのが足関節の捻挫
損傷しやすい靭帯は前距腓靭帯ですが、まれに前脛腓靭帯があります。
整形外科に行くとギプス固定をされませんか?
実はギプス固定で悪くなる
痛みは炎症です。
以前の常識ではRICE安静、冷却、圧迫、挙上が基本でした。
今ではRICEよりも体重をかけていく方法が大切です。
前脛腓靭帯の損傷の場合は炎症が収まったとしても痛みが軽減されない場合が多いです。
整形外科では捻挫でギプス固定が頻繁に行われます。
・当院ではどうするか?
私自身はギプス固定よりもテープ固定を行います。
整形外科の先生からは「テープ固定はね・・・・。」と否定的です。
しかし、ギプス固定と違いテープ固定だと関節の動きを制限せずに動かしながら治していくことができます。
損傷の程度に合わせてテープの硬さ、巻き方を変えて施術していきます。
・レントゲンで映らないからシップでいい?
レントゲンで靭帯損傷が確認されない状態でシップだけ渡される方がおられます。
そのままで生活していくと痛みが取れにくい、関節が固まってしまいます。
シップだけでなくしっかりと施術を加えていくことで関節の動きを保つことができます。
・骨のヒビの場合はやっぱり固定?
骨のヒビがある場合でもテープ固定が良い場合があります。
ヒビ自体がギプス固定で治るわけではありません。
動かしていくことで循環を失わずに改善させていくことができます。