日本人のいびきの原因は欧米人とは違い、実は頭の幅の狭さが関係しています。
欧米人に比べて日本人は頭の前後幅が狭く(顔の平たい属)鼻の奥の気管が押しつぶされるようにできています。
そして、鼻の奥の上咽頭という部分の腫れが起こると塞がってしまい、よりいびきをかきやすくなります。
アレルギーや鼻炎などで奥が腫れやすいと鼻からの呼吸が難しくなります。
上咽頭部の慢性的な腫れは内視鏡検査でも発見されにくく、わかりにくいです。
ここはインフルエンザの検査などで鼻から突っ込みコスる場所です。
この部分は毛細血管が密にあるので炎症を起こすと活性酸素のたまり場ともなります。
インフルエンザの検査の時に先に少し血がついたりしていませんか?
その場合は鼻の奥、上咽頭部は腫れています。
慢性的に上咽頭の腫れ・炎症があると原因のわからない喉の痛みが出やすくなります。
・呼吸は口から吐いて鼻から吸おう
口呼吸はあまりおすすめしません。
口呼吸のデメリット
・交感神経優位になる。緊張しやすい。
・ウイルスや細菌に感染しやすくなる。
・虫歯になりやすくなる。
口呼吸は交感神経優位になって身体がつねに緊張しやすくなります。
常に身体が緊張状態になると筋肉が固くなり循環が悪くなります。
口呼吸はウイルスや細菌の感染率を高めて、虫歯にもなりやすくなります。
口呼吸で唾液が乾いてしまうと身体を守る細菌まで殺してしまうのでバリアが減ってしまいます。
唾液が出ると体をリラックスするホルモンが出るので、日ごろ口の中が乾きやすい、唾液の量が減ったという方は常に緊張するホルモンが出やすくなっています。
パーキンソン病の患者に水素が思った以上に効果があったのも、水素が中に入ると胃のから唾液を出しやすくするホルモンが出て、唾液の中のホルモンが脳に作用してリラックスさせるホルモンが出るためです。
あなたも口呼吸をやめて鼻呼吸を気を付けてみませんか?