背骨の側弯症は最近学校での検査もあるためにチェックが厳しくなっています。
基本15歳までならコルセット固定で治ると言われていますが、よくなった人をあまり見たことがありません。
当院で、1月から施術を開始した16歳の女子は左右差がかなりなくなり寝るときのコルセットを義務付けられていたのですが、あまり効果がなかったことと、動けないせいで体がつらいので付けないようになりました。
以前にも書いた通り側弯自体をコルセットで止めようと思っても止めれません、体は逃げれるところに逃げていきますし、腰や股関節に負担がかかることが多いです。
15歳までの女子の改善率があるというのは、私の憶測ですが筋肉の働き方の左右差があるせいで起きているなら改善しやすいと思います。
実際、今小学校4年生の女子の側弯は姿勢や運動によるものでしたので、最初の施術以降は酸素カプセルで側弯は戻ってきていません。
背骨のゆがみと言ってしまうと、骨自体が形がおかしくなっていると思ってしまいますが、少しずつ何㎜というネジレが結果的に大きく見えています。
30代後半の側弯女性は1か月週2回の施術で背中の左右差はかなり減りました。
しかし、まだ、片方についた筋肉は取れないので完璧ではないです。
まだまだ勉強ですね。